2005年10月
あこがれの図書室また更新が滞ってしまいました。
実は風邪ひいてちょっと休んでたもんで。
どーもいまいちサクサクッとはかどりませんねぇ。イカンです。
内容が一月も二月も前のものになってしまっています。
でもなんとかめげずに書き続けるつもりです。

このあたりで少しアトリエから離れてみましょう。

実は、我が家にはかなり本があります。
何冊くらいあるんでしょうか。目録を作成しようと言いながら何年も実現していません。
なにせお互いシングルだった頃からのそれぞれの蔵書をこの狭い団地に持ち込んでつめこんであるのですから。
らっこのすけともども読書好きですが、読書以上に二人とも本を並べて眺めるのが好きな性分です。
しかしコレクターというほどではなく、それぞれの興味のあるもの、勉強している分野などの本を古本を中心に少しずつ買い集めるといった感じです。
基本的に、一度読んでしまったらもう用はないというタイプの本は買いません。
そういうものは、なるべく図書館で借りるとか読んだらすぐ人にあげちゃうとか売っちゃうとか、いくつか本を増やさないようにする秘訣はありますが、我が家の場合、図書館はともかく売るほどそういう本がたまるということはまずないです。
蔵書の中には読んでない本もたくさんあるのですが、「本は資料」という意味合いが強いので、読破することよりも「必要なときに参照できるよう手元にある」ということが大切だと二人とも考えています。

そうであればなおさら、今のように、本が家の中のあちこちに分散してどこに何があるかわからないという状態は好ましくありません。
ひとつところにかたまって置いてあっても、ある本が別の本をどかさなければ取れないという事態もできれば避けたい。
そんなわけで、引越先で本をどう収納するかはかなり重要な問題だったわけです。

幸い、母屋の2階に12帖ほどの板張りの部屋があったので、そこを書庫にしてはどうかという考えは物件購入前から一致していました。
「ここに二人分の本のほとんどすべてを納め、以後何年にもわたってますます増えていくことも予想し、かなりの余裕をみて、大型収納本棚を自分たちで作る」という計画もほとんど同時に持ち上がりました。
「本棚が完成したら本だけ先に運び込み、さらにその後、本格的な引っ越し作業に取りかかる」という段取りもほぼ決定しました。近所なことがいよいよ好都合というものです。
ええ、物件購入前にですとも。・・・これは気が早いのでしょうか。それとも気が長いのでしょうか。
そこまでメドが立たないと購入に踏み切れなかったというのがまあ正解でしょう。
そのくらい、本の収納は大きな関心事だったのです。
では実際にどのような本棚を、どうやってつくるか。材料の調達などはどうするか。
等々の仔細は物件購入後、アトリエ工事とからめて少しずつ進めていったわけですが、
詳しくは今後、数回に分けてお話ししていこうと思います。

写真は今回の書庫とは関係ありません。
今年はじめに、ままやの所属するクラフトクラブの作品展に出品した1/15スケールの模型作品です。
タイトルを「バベルの図書館」といい、これはボルヘスというアルゼンチンの作家が書いた同名小説をモチーフにしています。
この世のありとあらゆる書物が納められている無限の図書館です。
ああ、そんな図書館があったらどんなでしょうねぇ。(@_@)←空想に遊んでいるの図

かわいそうな柱ここのところあかりのことを続けて書きましたが、
いきなりあかりばっかり作っていたわけではありません。
作業に必要な最低限の照明として最初のお月様と玄関の外灯をつけてからは、
もっと先にやらねばならない地味な仕事があったんでした。

それは、柱の塗装。
もともとは壁も柱も天井も部屋全体を白か黒に塗装しようと計画していたのですが、
新しい壁が出来てみるとOSB合板の木の色がなかなかナチュラルでいい感じなので
全部同じ色に塗ってしまうのはもったいないような気がしてきました。
それもあるけど、なんといってもしんどいですしね。
まあ、ギャラリー部分は今後必要に応じて手を加えるとしても、
他の部分はあまりきっちり統一しなくてもいいかと。
それに、いくら同じ色にするんでも、施工前の床材の塗装と違って柱だの壁だのを塗るのは養生があまりにもたいへん。それで折衷案として、とりあえず柱だけ床と同じ色のオイルステインで塗ることにしました。
というのも、柱はもともとの建物に使われていたものを残してあるところと補強のために入れ替えたり足したりした新しい柱とが入り交じっているので、せめてこの部分だけでも同じ色に塗ってあれば全体のトーンが落ち着いた感じになるんじゃないかと思ったからなのです。

案の定、養生にかかる手間ひまといったら。
しかし、もっとたいへんなのは古い柱に塗られているニスを剥がすことなんですねえ。
これをやっとかないとオイルステインはまったく柱に染み込まないのです。
紙ヤスリでなんてとてもやってられないので最近購入した電動のコーナーサンダーというもので「ヴイィ~~~ン」と削ります。紙ヤスリよりずっと楽。それでもけっこう時間もかかるし疲れます。力を入れて押しあてないとなかなか木の地肌が見えてきません。
グラインダーの方がパワーがあっていいのだろうか?でもあまり強いものでやると削りすぎてしまうかも知れないし。今はコーナーサンダーしか持ってないし。

このコーナーサンダー、続けて15分以上は使わないようにと書いてあります。
これはモーターにかかる負担に対しての警告ですよね?
モーターもさることながら、人体に影響はないのだろうか?
こんなに細かい振動を長時間手に与えて手の感覚がどうかなったらどうしましょう。
などと心配しながらおっかなびっくり作業を進めたのですが、
このへんのことご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけるとうれしいです。

ってことで、毎日少しずつ削っては拭き、削っては拭き、何日かかったことか。
この作業の後、マスキングテープでところどころ養生して、やっと1階の主な柱だけ塗り終わりました。

そして問題は2階の柱です。もう2階は塗らなくていいです。疲れました。
だったらなんにもしなくていいだろうっていうとそうでもないんですよ、コレが。
2階の柱のうち、もっとも目立つ何本かにガムテープがべったり貼られているんです。
う~む。いくらままやがボロいものに魅力を感じるタチだからって、さすがにこれはいただけない。ださいです。
何年くらい前のものかわかりません。表面はカサカサに乾いて剥げ落ちているくせに粘着部分はしっかり柱に染み付くほどにくっついています。物置きになる前に住んでいた人が貼ったのでしょうか。
どう見ても何か(たとえばポスターなど)を貼るためにガムテープを使ったのではないようです。
ガムテープ<だけ>が貼られているんですね。いったいだれが?なんのために?

考えても答えは出ないので、なんとかして剥がすしかないでしょう。やれやれ。
シール剥がしを2種類買ってきました。スプレータイプと液体タイプ。
どっちがいいのかわからなかったので、とりあえず両方使ってみます。どっちもすごい匂い。
簡単に試した結果、だいたい次のような手順できれいになるようです。

1)べったりついているところはまず液体タイプをたっぷり塗り、ウェットティッシュで湿布して数分おいてからヘラなどで一気に剥がす。
2)一気に剥がれない場合は何度か同じ作業を繰り返す。
3)だいたい剥がれたら、こびりついている糊の部分にスプレータイプを吹き付け、やはり数分おいてからさらにヘラでこそげ落とす。
4)マイペットを染みこませた雑巾で最後のべたつきを拭き取る。

1)の作業だけでごっそり剥がれたときは「うへへ~、ざまみそ」とちょっと快感。(変態?)
でも1)だけではまず終わらないのでだんだん飽きてきます。

さらにポイントは、
●湿布はティッシュじゃなくて必ずウェットティッシュを使う。(うっかり乾くまで放置するとくっついてしまうから)
●換気を十分にする。

こんなとこですが、実はまだまだ作業中なんです。ああ、いつ終わるやら。
うまくいってもたいした自慢にもならず、ホントに地味な作業だ。

カウンターbefore

これは作業台。
写真には写っていませんが、この右側には流しがはめ込んであって、左側は壁面に沿ってL字型になっています。
シンクを設置するとき、いっしょに作ってもらいました。
なかなか広々した机です。
窓の下から台の上まで7~8センチほどの隙間がありますが、この隙間はちゃんと机の高さに板がはまっていて下へ物が落ちないようになっています。
なんだかポケットが付いているみたいでおもしろいです。

ただ、ここをどういう風に使うかはやや迷いました。
はじめは筆記具などを収納する引き出しでもつけようかと思っていましたが、
どうもそれにも微妙な狭さ。種類も量もたいした物は入りそうもありません。
いろいろ考えた末、ここに蛍光灯をつけて手元を照らすあかりにしたらどうかと思いつきました。
さっそく10W蛍光灯を4本購入。長さも高さもこれ以外には考えられないほどピッタリの大きさでした。
ギリギリラッキー(今思いついた言葉)。

調子にのったままや、どうせなら机の上だけでなく机の下もいっしょに照らすことができれば下に物を収納しても明るく使えていいな。と思いはじめ、思いはじめたらどーーーしてもやりたくなった。
そこでせっかく隙間を塞いでもらった板を下からガンガン!っと木槌で叩いてはずしちゃったんです。
ああ、大工さんごめんなさい。m(_ _)m
でも大胆にやっちゃったわりには変なふうに壊れてしまったらどうしようと内心ビクビクものでした。
しかしそこはまあまあきれいにはずせたので一安心てとこですね。
元に戻したくなったらいつでも戻せるように板は記号をつけて保管してあります。(←このへんが貧乏性)

カウンターafter

これは蛍光灯の付いた作業台。
正面は半透明の塩ビ板に薄い木の枠を付けたもので塞いであります。
安全のためと眩しすぎないためです。
プルスイッチも正面から操作できるようにしました。
個別に消灯、節電を心がけます。

そしてこの隙間埋め作戦の目的の半分でもあったコンセントの増設も実現しました。
この写真ではちょっと小さすぎてわかりにくいですね。
前回投稿(あかりその2)の一番下の写真の方が若干大きく写ってますのでそちらを参考にお願いしますが、隙間のさらに隙間ともいうべきハジッコにコンセントがついてます。合計3箇所、机のどこで作業していても手を伸ばせばすぐ届くところにコンセントがあるというのを前から理想的に思っていましたので、出来上がりを眺めながらひとり使い勝手を想像してニヤニヤしてます。
半田ごてとかドライヤーとかいろいろ電気モノを使いますんでコードがジャマにならないことは重要です。
ただ、容量の問題があるのでいっぺんに使いすぎないようにしなければなりませんが。
その点、増設といってもこれは机に作り付けたただの延長コードなのでおおもとのコンセントを抜いとけばいいわけです。
上から伸びてきて真ん中のコンセントに刺さっているのは扇風機のコード。

だらだらした説明になってしまいましたが、実際はシンプルなものです。
見学にいらした時じっくり見て行ってくださいね。

カウンター下の棚

台の下は本棚にしてみました。
うんうん。狙い通り、下も明るいです。
けどここもあまり物をギッチリ詰めすぎるとせっかくの光が届きにくくなってしまうのでほどほどにしましょう。(と自分に言い聞かせる)
今は本を置いていますが、また違う使い方をしたくなった時すぐ変更できる方がいいからと、棚板は棚受けにのせてあるだけ。
大きな地震のときは保ちそうもありませんが、まあ、あまり高い場所じゃないからいいか。棚板と棚受けの両方に紙ヤスリを貼ると滑りにくいというウラワザ情報をらっこのすけがどこからか仕入れてきたのでそれも実践しました。

机まわりはまだまださまざまな機能の増設を予定しています。
今後も作りながらお知らせします。

アトリエ1階の作業台を照らすペンダントライト。
バケツを逆さにしたようなブリキ製の笠は\100ショップで買った小物入れです。
この作業台の上にもダクトレールがついていてここへこのような手作りペンダントライトを3つ下げました。








はじめはコードで直接ぶら下げていましたが、後からチェーンに替えました。
フックをつけておけば高さの調節ができるし線が傷むのを防げると思ったからです。










2階へ上がる階段の上もこのタイプのペンダント。
ただしこちらは笠にたくさん穴をあけてあえて穴から光が漏れるように細工してみました。










同じような絵ばっかりになってしまいましたね。
まだまだ作るつもりで買ってあったりして。
これは2階に下げようかな。
Profile
ままや
1960年代:いつのまにか生まれる。
1970年代:お楽しみ会や学芸会などお祭り系イベント活動に没頭。まったく勉強しない子ども時代を過ごす。
1980年代 ~90年代前半:演劇など少しかじる。
1990年代後半:相方と千葉県柏市で暮らす。この頃から立体画家、芳賀一洋氏の教室で模型工作を習いはじめる。
2000年代:現在、美術工房「あとりえままや」主宰。西荻窪のギャラリー雑貨店「ニヒル牛」にオリジナル雑貨出品中。
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木目調素材「お素~材やさん」

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