2005年11月16日(水)
倒れないように
地震の時、重い本棚が倒れてきて下敷きになる。そのままポックリ逝けば本好きとしては本望だな。などと以前は言ってました。しかし、書庫も地震も現実のものとなる可能性が高まってくると、「そんなのまさかね、あはは」ってなわけにはいきません。
この本棚は、ただそのまま立てておいてもそんなに危なくはないでしょう。
地震で揺れた時、もし傾いたとしても、天板が天井につっかえて倒れようがない作りなのです。高さを天井にいっぱいまでにしたのは、収納力もさることながら、そのように安全に設置することを狙ったアイディアでした。
前回更新のさい、1本分を組み立てている写真を載せましたが、あの状態まで組み立てたときは、起こして立てることができます。
同じ奥行きのもう1本と背中合わせに繋ぐことによって厚みが倍になり、倒すことができなくなるわけです。
プロが設計した場合、どのようにするのが一般的なのかはよくわかりませんが、我々は素人なのであくまでも自分で作れる方法とそのためのデザインとを同時に考えなければなりません。
しかし、このへんの難しさもDIYの醍醐味なのでしょう。
らっこのすけは、ちょうどの寸法を割り出すために何度も何度も何度もメモ用紙に書いて計算していました。
わたしは数字アレルギーなので、「うんうん、理屈はわかった。後はまかしたわ。」と逃げちゃいましたけど。(笑)
さて、このようにしていくつかの本棚のブロックが出来ました。
倒れにくい本棚ではありますが、これらをほぼ等間隔に並べて通路を作り、さらに動かないようにするためにはブロック同士を板で繋いでしまうのが確実です。
はい、これが通路中ほどの天井付近で本棚の側面に板を沿わせ、止めているところ。
この反対側(この写真でいうと左手)は窓があります。こちらも同じように薄い板で繋いでもよかったのですが、なんとなく窓のない壁の部分は意味なく開いていてもったいないような気がしました。
そこで、繋ぐ板自体も棚として使えば、より収納量アップ!と考え実行。
(ちなみにこれはらっこのすけの発案)
上の写真が、その壁際の棚板を乗せるためのL字金具を取り付けたところです。
お分かりですか? どのようになったかというと、
こんな感じ。ためしに本や小物も並べてみました。
これが倒れたり壊れたりするほどの地震なら、家も壊れる規模ですよね?
建物の耐震も大切ですが、DIYの範疇ではこのくらいやれば対策としてまあイケてるんじゃないでしょうか。(自画自賛)
地震よりも本の重さに、この中古の家が耐えられるかどうかはなんとも言えません。
一応、軽量鉄骨造りなので、なんとか大丈夫じゃないのかと勝手に思っています。
本棚自体が必要以上に重すぎたりしないようには気をつけたつもりでなんすけど・・・。
右の写真は一番最後の通路、腰高窓の高さまで作った本棚です。
窓の向こうはバルコニー。アトリエ2階の掃きだし窓に通じています。
つまり、この本棚が窓を乗り越えてアトリエへ出るためのステップの役割も果たすのです。
アトリエへの通路についてはまた改めて書くことにしましょう。

リンク元(referer)
は、根太(木材)です。
根太の方向は、調査できていませんので、
この部屋の真下では、寝ないようお願いします。
前にもお話しましたが、建築で床の荷重を考えるとき一番重いのが本棚です。
気をつけてくださいね。
えーと、この部屋の下は、キッチンと洗面と廊下の一部、
あとリビングの内のパントリーにする予定のとこあたりですね。
一応、うっかり寝るということはなさそうな場所ですが、気をつけます!